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河童さん、こんばんわ!大変な事故で驚いています。海や水の事故はいやですね!河童さんのいうとおり、皆さん事故が起きないよう気をつけてください!(私なぞが言っても説得力ないかもしれませんが)
さてさて。
全国ニュースでも詳しく報道されていましたが、高速船の乗客の大半の方が怪我をされていて大変な状況。昨日は明け方まで海沿いを走る救急車のサイレンが聞こえてて落ち着かなかったです。親しい人は乗っていなかったようですが、海の怖さをあらためて知ったショックな出来事でした。
でも、怪我をされた方々に失礼を承知で言うならば・・・衝突物が鯨であるならば、運が悪かった・・・と思います。
昨日の第一報「座礁」と聞きましたが「えーっ!あれほどワッチやってる船が座礁はあり得ない!」と叫んでました。普通の船のワッチ(見張り)とは格段の差があるのが高速船です。ワッチ要員4−5名はいて、目を皿のようにして頑張っています。他船はもちろん、イルカの群れやゴミの帯なども大敵との事。細かいゴミを吸うと機関が詰まるらしいです。そんなことから、ワッチ出来ない夜間の航行はしてません。しかし、海面下の事はいくら昼でもワッチしてもわからない。このタイプの高速船は相当な小回りがききますが、今回の事故の原因が不意の鯨の出現だとしたら、咄嗟に避けるのも無理でしょう。
普通のバラストキールの船ならともかく、微妙なバランスで45ノットで海を走る船の危険性が浮き彫りになったわけですが、需要があれば高速船は走り続けるだろうし、鯨対策は相当難しそう。ソナーやレーダーで感知出来るのかな?鯨全種類が嫌がる電波ってあるのかな?
(以前「テクノライナー」を東京〜小笠原に運行させる計画がありましたが、あれは夜間航行も含んだ計画で、相当な危険性がありました。このような事故も想定されていたのかもしれませんね。ヨットだって夜間に轢かれてしまったら木っ端微塵です。コワイ!)
鹿児島県の海は鯨やイルカは多いです。ザトウクジラに手を振られたこともあったし、ヨットの真下で遊んでいたマッコウクジラもいました(相当の冷や汗物ですが狂喜乱舞することも確か!)。きっと餌が豊富でのんびりしてる海域だからかな。鹿児島ではイルカも鯨も積極的に食べる文化はないし。でもそれをいい事に、こっそりと捕獲に来ている県外の偽装漁船もいます。こらーっ!
・・・話ずれましたね。
ともかく、海のあちこち鯨いても不思議じゃないわけです!
鯨が悪いわけじゃないし・・・高速船に乗らなきゃならない人も多いし・・・対策はどこまで効果があるかわからないし・・・・難しい問題です。
海の広さ大きさ多様さを考える、ひとつのきっかけになることは間違いないでしょうが・・・こんな事故起きて欲しくないですね!
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