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■50 / inTopicNo.1)  トーレス Torres
  
□投稿者/ ばたやん -(2013/05/02(Thu) 22:07:34)
    デザイナー:M. Kiesling & W. Kramer
    2-4人/60分
    (年)2000・大賞
    (ゲ)2000・2位
    プレイヤーは王子となって、壊れた城の再建に取り掛かります。3年の間に、王の監督の下最も高く最も大きな城を建築し、そこに騎士を配置しなければなりません。
    各プレイヤーは5アクションポイントを持って手番を行います。アクションポイントは「城の建築」「騎士の配置」「騎士の移動」「アクションカードの購入」に使用できます。アクションカードの使用に際してはアクションポイントは必要ありませんが、購入したばかりのアクションカードは使用できません。また余ったアクションポイントは点数にすることもできます。
    このゲームはお金などの資材が無いので、このアクションポイントの遣り繰りが全てとなります。5ポイントは意外に少なく、よく考えて使用する必要があります。
    1年(1フェイズ)は3〜4ラウンドで行われます(第1フェイズ=4ラウンド、第2/3フェイズ=3ラウンド)。つまり手番10回でゲームエンド。長くもなく短くもなく、といった感じ。
    城を建築しただけでは点数にならず、『その城の面積 × 騎士の居る段数』が点数になります。別に自分が建てた城じゃなくてもいいんです。初期配置で各自城1つと騎士1つを置いて始めるのですが、効率良く得点するために「騎士を配置」し「騎士を移動」させ、誰かの城へ派遣(という名の侵略)することになります。騎士の配置には1アクションポイントが必要で、1マス移動するごとに1アクションポイントが必要となるので、一見1アクションポイントで済む「城の建築」より効率が悪そうですが、自分の城の拡張には限界があります。従って先のことを見据えて少しずつでも騎士を展開しておくことが重要となります。
    加えて【国王駒】が居る城で追加の得点があります。どう考えても騎士の展開は必要不可欠なのです。結局、自分の城を建築と言うゲームではなく、騎士をどう動かすかというゲームなわけです。
    アクションカードは結構効果が大きいので、余ったアクションポイントを点数にするくらいならカードを買いますね。ただしカードは1手番に2枚までしか買えません。
    大まかなルールは上記のものだけで、システム自体は単純です。しかしアクションポイントによる行動は自由度が高いため、何かと使い道に悩むことになります。面白いのですが、計画性をもって場をコントロールするのではなく、展開に合わせて効率を考えるタイプのゲームなのでやりこみ要素は薄めです。重くもなく軽くもない、ということでゲーム会などの朝一発目などに丁度良いのでは?

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