■22 / 親階層) |
モダン・アート Modern Art
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□投稿者/ ばたやん -(2013/04/10(Wed) 19:37:39)
| デザイナー:R. Knizia 3-5人/45分 (年)1993・ノミネート (ゲ)1993・1位 画商となって画家の画をオークションに出品します。自分の推す画家が有名になれば大儲け、という競りゲームです。 手番で手札="絵画カード"をオークションにかけます。オークションにはいくつかの方式(自由に競上げていく/落札額を握り一斉に公開/順番に1回ずつ競りあがるか降りるか選択、など)があり、カードによってどの方式でオークションを行うか指定されます。落札した金は競りに出したプレイヤーのものとなります。 同じ画家の絵画が5枚落札されたら1シーズン終了。シーズン終了時に、最も多く落札された画家上位3名にプレミアが付きます。その後落札した絵画を全部売却します…つまり、プレミアが付かなかった画家の作品は一文の価値も無い紙屑でそんなものを落札した画商は赤字、ということです。 4シーズン終了でゲーム終了。最も所持金の多い画商の勝利。 絵画の出来とかより時代の流れと画商の思惑で画家の価値が決まってしまうという実に世知辛い、見たくもない現実を見せつけてくれますが(笑)、競りゲームとしては良品。収支に細心の注意を払いつつ、ここぞという場面では思い切った賭けに出る必要もあり、競りゲームならではの緊張感が味わえます。 ただ、競りゲーム全般に言えることですが、1〜2回ゲームをやっただけでは収支の感覚が解らず、面白くないと感じてしまいがちです。じわじわと効いてくるゲームなんだと始めに言い含めることが必要かと思われます。
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