| デザイナー:M. Schacht 3-5人/30分 (年)2003・ノミネート (ゲ)2003・9位 テーブル中央に、プレイヤー人数と等しいカードの“列”があります。手番では…「山札からカードを1枚めくり任意の“列”に加える」か「“列”にあるカード全てを取ってラウンドから離脱」かの二択。全員が離脱したら次のラウンドへ。 カードはいっぱい取ればいいというものではなく、三色まではプラス、四色目以降はマイナスとなります。従ってできるだけ色数を少なくしながら獲得カードを増やさなくてはなりません。 取ったカードは公開情報なので、「“列”にカードを加える」場合は「他人に余計な色が加わるように、且つ自分の持ってる色で収まるように」置くことになります。もちろん全員がそういうことをやってるわけですから、三色で収まるハズが無い。どれだけリスクを減らしながら加点を増やすか、という中々に考えさせてくれるゲームです。 抽象的でビジュアル性に乏しいカードゲームですが、トランプ感覚でできるしルールも簡単なので、ボドゲ初心者でも入り込みやすく、そのくせ頭を使うので結構癖になる好ゲームです。 ちなみにデザイナーのシャハト氏は4年後にこのシステムを使った「ズーロレット」でドイツ年間ゲーム大賞を受賞しましたが、「ズーロレット」より「コロレット」の方が面白いという人も多く、「ズーロレット」はあまり人気が無いです(笑)
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