| | 神の最高の関心の対象 | | | 2012/7/14 | 今日RMさんがバプテスマを受けます。おめでとうございます。イエス・キリストの救いがこの地に広がることは大きな喜びです。天においても天使たちが喜びの讃美をささげるでしょう。感謝です。 バプテスマは罪に対する死(清め)、キリストにあるよみがえり(命)、神とひとつになる(結婚)、魂の誕生などを意味するといわれています。原語のギリシャ語ではバプティゾーといい「漬(つ)ける」とか「浸(ひた)す」という意味があり全身を水につける儀式が行われています。 東日本大震災、九州豪雨の報道を見ながら、私はなくてはならぬものに目を向け、時を用いているのかと自問せずにおられない思いです。人にとって最も重要なものが何かを考えさせられることが多いこの頃ですが、そのような中で神様と共に歩むことを選び、自分の事と同じように家族や隣人を愛し大切にする生き方を選ぶことは素晴らしい決断です。新約聖書でパウロ先生はテモテに対して次のように記しています。 「この世で富んでいる者たちに、命じなさい。高慢にならず、たよりにならない富に望みをおかず、むしろ、わたしたちにすべての物を豊かに備えて楽しませて下さる神に、のぞみをおくように、また、良い行いをし、良いわざに富み、惜しみなく施し、人に分け与えることを喜び、こうして、真のいのちを得るために、未来に備えてよい土台を自分のために築き上げるように、命じなさい。」1テモテ6:17-19(口語訳聖書) エレン・G・ホワイトは「キリストの教会は、たとえ弱く欠陥があっても、主がご自身の最高の関心を寄せられる地上の唯一の対象です。主は、全世界の人々に、主のもとに来て、救いにあずかるように招待を出される一方、御使いたちには、悔い改めと赦しを求めて主のもとに来るどの魂にも天の助けを与えるように命じ、また、ご自身は、親しく、聖霊によって教会の真ん中に来られます。」(『聖霊に導かれて上巻』8ページ)とおっしゃっています。 今こそ何が大切なのかを真剣に考える時です。私たちは神様の御心に従って生きる決断をすることによってキリストから特別な関心を持たれる存在となりました。神様から信仰、力、知恵を頂き、心に平安をもち、一人でも多く人が喜びに満たされた生活を歩めるように祈り、行動していきたいものです。 池宮城義一 | | |