| | 全日本15 | | | 2014/9/13 | この「全日本15」は、実は昨年のニューヨーク大都市伝道に端を発しています。そして「ニューヨーク13」と名付けられた伝道は素晴らしい結果を生み出しました。公式報告によると、信仰告白を含め5,292人の決心者、53ヶ所に新たな教会・集会所が設立するに至ったということです。そしてE・G・ホワイトの「ここ(ニューヨーク)でなされる全てのことを主が世界中で行われるようにと望まれる働きの象徴としなさい」とのチャレンジを受け、この働きが引き継がれていくことになりました。ニューヨークの大都市伝道が始まったのが2013年なので1 3を付けて「ニューヨーク13」と呼びます。昨年同じ年に、また東京でも持たれることになったので「東京13」となります。伝道が遅れている日本ですが、SDA教団世界総会は次にこの日本を選び世界中の祈りの応援のなか実施したのです。その報告結果はアドベンチストライフでも発表されたように、洗礼を受けた人が87人与えられました。これは例年のバプテスマの200パーセントに当たる驚くべき数の収穫でした。これが日本で、来年2015年に「全日本15」として各教会・集会所・聖書研究会が取り組むことに繋がっているのです。 ですから2015年は「鹿児島15」の年となります。皆さん、ワクワクしませんか? 素晴らしい鹿児島教会の更なる明日への幕開けですからね。教会員みんなでそれこそ一つになって進んで行きたいですよね。その準備を今から鹿児島教会は考えているのです。 先日、熊本教会に九州地区の全教会が信徒代表を送り「九州地区リバイバル集会」が持たれました。テーマは「全日本15」各教会取組みについてでした。熊本教会(地元)信徒は15名の参加、ついで鹿児島教会信徒参加は11名でした。こういう大切な集会では、その教会・集会所の意気込み・取組み姿勢がその参加人数に大きく繁栄されるものです。その点で鹿児島教会は片道2時間も掛けて11名が参加したのですから、意味あるスタートを切れたと思います。 さて皆さん、「全日本15」はあなたにとって何を意味していると思いますか? その答えが今回の集会にありました。「全日本15は、あなたがキリストの再臨を迎えるための、あなたのプログラム」だということです。ニューヨーク視察から帰ってきた伝道局長花田憲彦先生はこう思ったそうです。「日本は伝道が困難な国ではない。決して易しくはないがそれ以上に、日本は伝道をしなくなってしまった国という印象を受けた」と。私たちは頭の隅で日本の伝道は困難という言い訳に甘んじていないか。伝道の働きに全身全霊で献身することなく言い訳を言い続けてはこなかったか。そのことに私たちひとりひとりが気づいて、目覚めさせて頂くための絶好の機会、それが「鹿児島15」となるのではないかと思うのです。 8月は2週に渡って安息日午後から「鹿児島15」の相談会を、教会員の皆さまに呼び掛け持たせていただきました。20名以上の方々が集まって下さり、具体的なこれからに繋がる実りの話し合いができました。まもなく「鹿児島15」の事務会も持たれますのでそのとき報告させて頂きます。 この「鹿児島15」に先駆けて現在「阪神14」がなされています。選ばれた3教会(大阪センター教会・大阪東部教会・神戸教会)が今年この取組みに挑戦しているのです。その中の一つ大阪センター教会が「10日間の祈り」を実行したのです。外国人のメンバー数人らが、1/8(水)〜17(金)まで毎日夜7時から教会に集まって祈り、18日(土)は徹夜で祈ったのです。平均すると毎日5〜6名が参加したのです。1人ずつ5枚のカードを参加者に配り、手にしたカードにある方々のため毎日祈ったのです。この「10日間の祈り」を終えてから結果が現れ始めたのです。信仰告白を含めて6名のバプテスマが与えられ、さらに1名が決心をされているとのことでした。「10日間の祈り」の前には0名だったのに、この祈りの後このような導きが始まっていきました。これは春までに起こったことですが、心一つにしていく時このような祝福があるのですね。私たちも祈りを忘れることなく、怠ることなく、主の働きに献身していきたいと思います。 森 博光 | | |