| 初めてこのサイトを見つけたのが、中2のときで、今は浪人を経て無事に某国立大の建築科で勉強に励む大学3年生です。 今日、本当にふとしたきっかけで、このサイトを思い出して、再訪しました。テットモ勉強法とか、授業後3分間勉強法とか、懐かしいなあと感じる自分が居て、不思議でした。懐かしいな、と感じるほどに、それらの勉強法が私の血肉となり、助けてくれたからです。もちろん、今でも活用させていただいてます。
そして、いま大学生になった自分がいえることは、学門は本当に面白いな、ということです。勉強が苦手で嫌いで、藁にもすがる思いでネット検索して辿り着いた、中学生のときの自分がそう思えるようになったのも、わかりやすい言葉で、でも本質を突くまくべんさんの教えのおかげです。
受験生のみなさんに向けて。そして自分への戒めとして。
勉強するときは、いつでも「ナンデダロウ?」という質問をしてください。 たとえ、「犬=dog」という単純に思える暗記作業にでも。 なぜ、犬は英語ではdogなのか? なぜ、犬という漢字はこういう形なのか? 犬はそもそも生物学的にどういう生き物で、どれくらいの種類がいるのか? ホットドッグとdogにはなにか関連があるのだろうか? ・・・ ナンデダロウ?という視点をもてば、これだけ広がるのです。 もちろん、このナンデダロウ?がすぐテストの成績には結びつかないかもしれません。でも、そんなことは実は重要なことではありません。 重要なのは、勉強して、あなたがどういう人間になりたいのか、どういうふうに世界と関わっていくのか?ということです。 成績を求めてただのテスト対策として「犬=dog」で終わった人にはわからない、あなただけの世界の見方が身につくはずです。
私が、なぜ、学門を面白いと思うようになったのか。 それは、学門をすればするほど、世界の見え方が変わっていくからです。 世界の見方が変わると、どんどん興味が湧いてきます。 興味が湧くと、いろいろな人と友達になることができます。なぜなら、自分の知っていることを教えることが、人間は大好きだからです。 そしていろいろな人と友達になると、今度は自分について考えざるをえなくなります。 自分の命について、世界について、宇宙について。 そして、また学門がしたくなります。 これの繰り返しです。
学門をすることで、人生が楽しくなるのです。
だから、一生、死ぬまで学門を続けましょう。 |