| デザイナー:R. Borg 3-6人/30分 (年)1993・大賞 (ゲ)1993・4位 サイコロを振って、出目を予想。時にはハッタリもかけ情報操作し、誰かのドボンを待つ。ハッタリ勝負のダイスゲームです。 各自5つのサイコロと1つのカップを持って始めます。カップで隠すようにサイコロを振って、自分を含む全員分の出目を予想し、順番にベットをしていきます。例えば「3が5個あると予想するよ」「いや3なら7個はあるだろう」「え?そんなにある?嘘だろ?」といった感じ。 ベットは「個数はそのままで目を大きなものに変更する(例:「3が5個」→「5が5個」)」か「目はそのままで個数を増やす(例:「3が5個」→「3が7個」)」という方法になります。増分方向にしかベットできませんから、当然そのうち無理な領域になってきます。「微妙だなぁ」と思ったら、ベットしたあと振りなおすという小技も使えます。それでも「嘘だろ?」と思ったら、ベットせずに「ブラフを宣言」することができます。ブラフが宣言されたら全員がサイコロを公開し、ベットが正しかったかどうかを判定し、結果に応じて"間違ってた方"のサイコロを減らします。 サイコロが無くなってしまったらゲームから脱落。最後まで生き残ったプレイヤーの勝利です。 最初は自分の出目しかわからないのでそれを基に予想するわけですが、ベットされていくうちにだいたいの出目が見えてきます。しかしベットがハッタリかもしれません。自分の出目に1が全く無くても「1が6つあるね」とそ知らぬ顔で言っても良いのです。 単純なゲームですがサイコロ振りが楽しく、またハッタリや予想外の出目の量に一喜一憂と、非常に盛り上がるゲームです。ただのサイコロゲームではなく、場をコントロールできる要素があるのがいいですね。
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