| デザイナー:R. Knizia 3-5人/75分 (年)1992・ノミネート (ゲ)1992・3位 ローマ時代の元老院議員となって、出世街道まっしぐら。すべてが会話のみで進行する、交渉ゲームです。 ボード上の道は出世街道を表します。道を上に昇るためには、他の駒(自分の駒でも良い)の"推薦"が必要です。自分の駒で自分の駒を昇らせるなら問題は無いんですが、他プレイヤーの助けを得るためには交渉が必要となってくるわけです。例えば「ここで推薦してくれるなら、こっちで君を推薦してあげよう」という具合です。交渉に名誉ポイントの賄賂を付加することもアリです。約束を守る必要はありませんが、裏切れば二度と推薦はもらえなくなるでしょう。 万事がこのような交渉のみで進むため、結局好き嫌いの狎れ合いで終わってしまう感じです。交渉ゲームの割に会話が盛り上がるわけではなく、なんとなくギクシャクした雰囲気になってしまうのは交渉下手な日本人体質だからでしょうか?
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