| デザイナー:A. Randolph & L. Colovini 4人/45分 (年)1988・美術特別賞 スパイとなってベネツィアの街を暗躍し、相棒を見付けミッションを達成する…推理ゲームです。 4人でプレイします。他プレイヤー3人のうち1人はあなたの味方ですが、誰かはわかりませんし相手にもあなたの正体は知られていません。移動しながら他駒と接触することで情報を集めますが、渡される情報3つのうち2つは嘘です。情報を積み重ねて推理し、相棒を発見した時点で初めてミッションの内容が明らかになります。もしミッション達成を確信したら、相棒と握手をして「ミッション達成!」と叫べば勝利…ただし握手を拒否された(相手が相棒じゃなかった、相手があなたの正体に確信を持てなかったなど)場合あなたのチームの負けになります。 地味な情報集めに終始する展開で、傍で見てるぶんには全く面白く無いかもしれません。また会話も少なくなりがちで盛り上がるというわけでもありません。しかしプレイしてる本人は推理に一所懸命で敵チームより早くミッション=勝利条件に辿り着かないとという焦燥感でスリル満点です。 ミッションが自分と相棒のミッションカードの組合せで決まるというのも面白いです。 ゲーム中は静かですが、感想戦が盛り上がります。推理物、スパイ物が好きな人にはたまらないゲームでしょう。
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