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おはようございます。今朝の薩摩は快晴。かなり冷え込みました。
土曜日夕に標記マラソンに出走するため東京に着き、そのまま晴海の東京ビッグサイトで受付を済まし、少しだけマラソンのエキスポを見ることに。流石に日本最大の大会だけ会ってスポーツ関連に限らず色んな企業がブースを出して会場内は大賑わい。ざっと見ただけで新宿のホテルへ急ぎました。
翌朝は地下鉄で都庁近くに行き指定されたゲートから入場し荷物を預けてJのスタートブロックに整列。9時10分に号砲が遠くになりましたが、私のブロックはなかなか動き出そうとしません。ようやく動き出しスタートラインを跨いだのが18分ほど過ぎてからでしたが、走り出したら渋滞など殆ど無くほぼ自分のペースで走られました。ただ、先行ランナーが保温のために着用したビニール合羽走路上に夥しく散らかっており、これに足を取られないように気遣いながら、さらに人混みでぶつかり計測がめちゃくちゃになったGPS時計のため正確なペースははっきりしませんが、体感的に6分〜6分10秒/kmで歩を進めました。
沿道は途切れること無く声援の人が繋がりお祭りの熱気を身体全体で受け止めて、まるで神輿を担いでいるような気分にさせられます。(神輿を担いだことは無いですが、恐らくかなり高揚した気分でしょう)
10kmの日本橋でファンランとは別れて浅草方面へ向かい、12km手前の水天宮前辺りでトップのケニア選手とすれ違いました。信じられないようなスピードで飛ぶように走って、アフリカの選手が10名ほど続いてやっと日本人選手が現れました。スピードの差は歴然、これでは太刀打ちできないと痛感しました。
コースは15kmで浅草雷門前を折り返し、蔵前から20km過ぎの富岡八幡宮前の折り返し地点に向かいます。途中橋の上から見渡すと道路一杯ランナーがひしめき合い、まるで人の洪水の壮観、写真に収められなかったのが残念です。
20kmを過ぎると脚が辛くなり出し、2.5km置きのエイドでピットインするように歩き、少しペースが落ちましたが、沿道は相変わらずの絶叫に近い声援で歩くわけにも行かず、笑顔を忘れず遅いながらも歩を進め、30km地点の銀座に着くと「お父さん!」と聞き慣れた声が呼ぶではありませんか。よく見たら次男が応援に駆け付けてくれて元気を貰いましたが、それ以降はペースが極端に落ち、有楽町から36km地点の品川折り返しに向かいます。増上寺、東京タワーと見所一杯のコースをトロトロと走っていた所35km手前で5km地点で追い抜いた5時間のペースアドバイザーに並ばれ、そして付いて行けなくなり、グロスタイム5時間切りを諦めることに・・・。_| ̄|● il||li
途切れぬ焼き焦がれるような声援に後押しされて、エイド以外は兎に角歩かないと決意して残り2kmを過ぎると苦しさ辛さよりも走れる幸せで一杯になり沿道の誰彼構わずハイタッチを交わして行幸通りでフィニッシュ出来ました。
グロスタイムは5時間4分27秒、ネットタイム4時間48分23秒、もう少し良いタイムで走りたかったですが、笑顔で完走できただけで最高に幸せな42.195kmでした。
ただフィニッシュ後の日比谷公園の荷物受け渡し場までの長く渋滞した敗残兵の如く続いた歩行は辛かった。(-ー;)
運営はさすが東京、行政もボランティアも洗練されており、途切れることの無い沿道の声援も世界一でしょう!ありがとう東京マラソン2017!
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